転職活動をはじめようとする際に、まず必要となるのは履歴書と職務経歴書です。アルバイト、就職活動などで履歴書自体を書いた経験のある方は多いのですが、いざ転職活動となると、どのようなポイントに注意して書けば良いのかわからないと感じる方も少なくありません。
実際には、履歴書を書いたらまずは転職エージェントに添削をお願いして、客観的な意見をもらうことをおすすめしますが、この記事では、転職する際に役立つ履歴書の書き方や注意点などをご紹介していきます。
履歴書のフォーマットは?選び方を紹介
履歴書のサイズは、国際基準のA4と日本独自規格のB5サイズが存在します。(それぞれ見開き含む)本来、どの履歴書を使用してもそれが採用結果に影響することはありませんが、以下のような理由から、A4サイズを選ぶのがおすすめです。
- 印刷用紙はほぼA4が一般的であること
- 他の提出書類とサイズを統一できること
- 外資系企業への応募はA4が適していること
印刷用紙はほぼA4サイズが一般的なので、職務経歴書などの他の提出書類とサイズが統一できることや、外資系企業の場合は国際基準があることから、A4サイズでの作成がおすすめです。
また、市販されている履歴書にはJIS規格、パートアルバイト向け、転職向けなどさまざまなフォーマットの履歴書が存在します。
迷ったらJIS規格を選ぶのがおすすめですが、転職向けの履歴書には希望条件や職歴を記載する欄が多めに設けられているなど、転職向けのレイアウトとなっているため、転職向けの履歴書を選んでも問題ないでしょう。
選び方としては、「氏名、住所、電話番号、学歴・職歴、資格・免許、志望動機」といった基本的な項目が揃っていてかつ自分のことを効果的にPRできるような履歴書を選ぶのがポイントです。
たとえば、社会人としてのキャリアが浅い方は職歴ではなく志望動機や趣味、特技などをアピールできるタイプを、短期間で退職してしまった方は退職理由をしっかり書けるタイプを選び、これまでの自分について詳しく伝えられるようなフォーマットを選ぶと良いでしょう。
履歴書はパソコンと手書きのどちらがよい?
履歴書の作成は、パソコンでも手書きでも問題ありません。応募先の企業から指定がある場合は、指定通りにする必要がありますが、基本的にはパソコンだから、手書きだからという理由が採用結果に影響することはありません。
しかし、どちらにもメリット、デメリットが存在するためご紹介します。
パソコンで履歴書を作成するメリット・デメリット
パソコンのメリットは、何度も書き直しができることです。エージェントに添削してもらう際にも、パソコンで書いたものを提出するのであればメールのやり取りで済むことや、添削内容を反映させるのも容易です。
自分の字に自信がないという方や、誤字脱字が心配だという方も、パソコンの方が安心して作成できるでしょう。
企業側も履歴書をメールで送付してほしいという企業が増えているので、パソコンで作成しておくことでPDF化してそのままメールで送付できるのがポイントです。
一方で、パソコンの文字だと個性が出しにくいことや、素っ気ない印象を与えてしまう可能性もあるため、文面などに気を付ける必要があります。
手書きで履歴書を作成するメリット・デメリット
手書きの場合、丁寧に記載されているものは好印象を与えられるという反面、間違えてしまうと訂正ができないので最初から書き直す必要があることや、字に自信がない方はマイナスな印象を与えてしまう可能性もあります。
また、デジタル化して履歴書を管理している会社も存在するため、不安な場合はどちらで対応したら良いか企業の採用担当者に問い合わせてみるのも良いでしょう。
「パソコンが使用できないのでは?」という印象を与えてしまう可能性もあるので、職種によってパソコンを使用する頻度が高い応募先の場合はパソコンで履歴書を作成した方が良い場合もあります。
履歴書の基本情報欄の書き方
履歴書の基本情報欄は、「日付、写真、氏名、年齢、住所、電話番号、メールアドレス」を記入します。この欄は間違えることはないだろうと思ってしまいがちですが、反対に間違えることで印象が悪くなる箇所でもあります。
基本情報欄は、それぞれ以下のことに気を付けて記入しましょう。
◎日付
日付は、提出日の日付を記入するようにします。郵送する場合は投函日を、面接に持参する場合は当日の日付が好ましいでしょう。また、履歴書全体で「元号(昭和、平成、令和)」なのか「西暦」なのか、表記を統一するようにします。
◎写真
写真は以下の条件で撮影しましょう。
- 横2.4~3.0cm、縦3.6~4.0cm
- 3ヵ月以内に撮影したもの
- カラーであること
- 正面から撮影し、胸から上が写っているもの
写真はスマートフォンで撮影してサイズを揃えることもできますが、証明写真機や写真店で撮影した写真の方が背景などが綺麗に映ることや、応募企業に対しての印象が良くなるため、おすすめです。
また、履歴書を電子管理している会社の場合は、写真を貼るのではなくパソコンで挿入することを指示されるケースもあるため、照明写真機や写真店で撮影した場合はデータも持っておくようにしましょう。
◎氏名
氏名は、姓と名の間にスペースを空けて読みやすいようにしましょう。また、フリガナ欄は履歴書の書き方に合わせ、「ふりがな」の場合はひらがなで「フリガナ」の場合はカタカナで記入します。
氏名の横に印鑑欄がある場合は、シャチハタなどの印鑑ではなく、朱肉を使用する印鑑を押すようにしましょう。印鑑欄が無い場合は、押印は不要です。
近年電子化によって印鑑の有無が問われていることもあり、印鑑の重要性はそれほど高くないのですが、印鑑欄がある場合は、必ず印鑑を押すようにしましょう。
◎年齢
年齢は、日付欄で記入した日の年齢を記入します。誕生日が応募日に近い方は、年齢を書き間違えないよう気を付けましょう。
◎住所
住所は都道府県から省略せずに記入し、郵便番号、マンション名、フリガナなども記入します。住所欄と別に「連絡先」欄がある場合は、現住所と異なる場合のみ記入するようにして、現住所と連絡先が同じであれば「同上」と記入すれば問題ありません。
◎電話番号
自宅に固定電話がある場合は固定電話の番号を記入しますが、採用担当者から連絡が来ることを考え、日中連絡がつきやすい携帯電話の番号も記入するようにしましょう。
◎メールアドレス
メールアドレスは、現職の会社のメールアドレスなどは使用しないようにしましょう。携帯電話のアドレスしかないという方は、確認しやすいようにフリーアドレスを取得して記入することをおすすめします。
転職中はいくつかの会社や転職エージェントとメールのやり取りをする可能性があるため、いつも使用しているメールアドレスでも問題はありませんが、他のメールに埋もれてしまわないよう気を付けましょう。
履歴書の学歴・職歴欄の正しい書き方
学歴、職歴欄は一般的な履歴書の場合同じ列に書く仕様なので、「学歴」「職歴」と記載してからそれぞれその下に学歴と職歴を記入します。
履歴書の学歴の書き方
まず、「学歴」と書いてから、学歴を書き始めます。
年号は上述したように西暦なのか、元号なのかを揃えるようにしましょう。義務教育は記入しなくても良いので、小学校、中学校は記入する必要はありません。(最終学歴が中学校の場合は中学校卒業年を記入)
高校や専門学校は、正式名称を記入するようにします。(「高校」ではなく「高等学校」) 大学の学部や学科などを記入する際は、応募先で活かせる専攻などは詳細を記入すると良いでしょう。
高校や大学で浪人、留年などの経歴があったとしても、あえて記入する必要はないので、年度数を記入すれば問題ありません。
また、休学して留学した場合などは、卒業までの在籍年数が長くなることでマイナスなイメージを与えてしまう可能性もあるため、あらかじめ「2年次に留学のため1年間休学」などと書くことをおすすめします。
病気で休学した場合も同様に「2年次に療養のため1年休学 現在は完治」などと記入しておくと良いでしょう。
最終学歴が中退である場合は、「〇〇高校 〇〇科 中途退学」「〇〇大学 〇〇学部 〇〇科 中途退学」などと記入するのが一般的です。
最終学歴が大学院である場合は、学歴欄に「卒業」ではなく、「修了」とするのが正しい書き方となります。「修士課程 修了」「博士課程 修了」などと記入するようにしましょう。
履歴書の職歴の書き方
まずは学歴と同じように「職歴」と記載してから職歴を書き始めます。
職歴は、短期間の勤務であってもすべて正確に記入するようにしましょう。また、勤務先名は正式名称で「株式会社 〇〇」などと記入し、「(株)」などと省略しません。
以下は、職歴欄の記入例です。
職歴 | ||
平成25 | 4 | 株式会社 〇〇〇入社 |
東京支社 第1商品開発部に配属 | ||
新商品の開発に従事 | ||
平成28 | 3 | 一身上の都合により退職 |
平成28 | 4 | 株式会社 △△△入社 |
本社 商品開発部に所属 | ||
現在に至る | ||
以上 |
部署の移動などがあった場合はその旨も記載し、応募先の職種に関係するような職務内容であれば簡単な仕事内容を添えておくと良いでしょう。
正社員以外での雇用であれば「契約社員」などと記載しますが、派遣社員の場合は「〇〇会社より△△会社に派遣」などと明記します。
アルバイト勤務は基本的に記入する必要はありませんが、社会人になってからの長いアルバイト期間があり、応募する会社にプラスに働くような職務内容である場合は記入したほうがアピールできるケースもあります。
退社理由は「一身上の都合により退社」と記入するのが一般的です。具体的な理由は履歴書に記入する必要はありません。すでに退職日が決まっている場合は、「〇月〇日 退職予定」と書き、一番下に右詰めで「以上」と書いて終了します。
職歴が書ききれない場合は、ある程度の職歴を記入して「詳細は職務経歴書に記入」としても大丈夫です。
履歴書の免許・資格欄の書き方
免許、資格欄には最初に免許、次に資格を書きます。免許や資格は正式名称を記入する必要があるため、運転免許証であれば「普通自動車第一種運転免許(AT限定) 取得」と書くのが一般的です。
取得日と免許、資格を書く欄があるので、履歴書内で西暦か元号で統一して記入していくようにしましょう。
免許や資格によって「取得」なのか「合格」なのか文言が異なるので、正しくは免許証や合格証書などを確認します。一般的には、免許は取得、資格は合格となります。
また、階級や種別のあるものは、実際にどの程度の知識があるのかを正確に伝えるために、それらも併せて記入しましょう。
免許や資格を持っていない方は、「特になし」と書き、資格取得に向けて勉強中の方は「〇〇資格取得に向けて勉強中」などと記入して自己アピールにつなげるのも良いでしょう。
ただし、応募企業の業務内容に全く関係のない資格は、書くことで採用者に疑問を抱かせてしまう可能性もあるため、応募職種で活かせる資格のみを記入することをおすすめします。
履歴書の志望動機の書き方
志望動機は、履歴書の中でも重要な項目となります。志望動機が曖昧だと「うちの会社である必要があるのか」と思われてしまい、書類選考で落とされてしまう可能性が高いのです。
企業側が何を求めているかを理解し、なぜ数ある会社の中からその会社を選んだのかが明確にわかるように記入する必要があります。
転職活動中は多くの会社に履歴書を送付するため、そのまま同じことを書いて使いまわすのではなく、この志望動機の欄は企業ごとに必ず書き直すようにしましょう。
◎志望動機の書き方のポイント
- 応募先の企業の魅力や企業理念を理解している
- 現在の会社で実現してきたことと、応募先の企業でしか実現できないことを結びつける
- 将来のキャリアビジョンが明確である
志望動機は、これらすべてが簡潔に記入されていることが大切です。たとえば「貴社の〇〇な社風に魅力を感じたため」とだけ書かれていても、志望動機が曖昧に感じられてしまいます。
競合他社ではなくその企業である理由、自分の強みを応募先の企業で活かせること、その結果、どのように会社に貢献できるのかという内容を、自分の言葉で面接でも伝えられるよう記入しましょう。
履歴書の本人希望の書き方
履歴書の本人希望欄には、特に条件が無い場合は「貴社の規定に従います」という風に書くのが一般的です。しかし、以下のようにどうしても譲れない条件がある場合は、この欄に記入するようにしましょう。
◎本人希望欄に記載する内容の例
- 募集要項に職種や勤務地が複数あり希望がある場合
- 退職予定日が決まっている場合
- 勤務時間に制限がある場合
事務職、営業職、技術職といった複数の職種を同時に募集していて、希望の職種や勤務地がある場合は理由とともに記入するようにしましょう。希望だけ書かれていてもなぜその職種や勤務地を希望するのかが伝わらないため、理由の記入は必要です。
また、在職中で退職予定日が決まっている場合は入社の希望日を記入し、いつから勤務できるかを明確にしておきましょう。決まっていない場合は憶測で書く必要はありません。憶測で退職日を書いてしまうと実際に働ける日に相違が生まれてしまうため、注意が必要です。
通院や子どもの送迎、介護などの事情によって勤務時間に制限がある方は、その背景やどの程度の時間になるのか具体的に書いておくと良いです。それらは企業にとってマイナスとなるケースもありますが、自分の譲れない条件は記入しておかないと、入社してから「聞いていなかった」とトラブルになる場合もあるのでしっかり条件は記入しておきましょう。
一方、給与面での希望や、明確な理由がない残業などの待遇に関する希望を書くことはあまりおすすめできません。書類選考の段階で条件を気にする人だと思われてしまい、好印象を与えられない可能性があります。
メール?郵送?履歴書を送るときのポイント
履歴書や職務経歴書は、メールで送るケースと郵送で送るケースがあるため、それぞれポイントを解説します。
メールで送るときのポイント
履歴書をメールで送るときは、以下の点に気を付けましょう。
- 件名や本文はわかりやすくする
- 履歴書にパスワードを設定する(本文とパスワード通知を2通送る)
- 企業からの指示ではなく直接送る場合は応募の経緯を記入する
- 添付書類はPDF化してそのまま印刷可能な状態にする
企業の採用担当者は、毎日たくさんのメールを受信しているため、重要なメールだということが伝わるよう「中途採用応募の件/履歴書添付/名前」などと、簡潔にわかりやすい内容にしましょう。
また、履歴書や応募書類は重要な個人情報となるため、パスワードを設定して漏洩することがないようにしましょう。そのパスワードの連絡は、応募データを送付したメールとは別に送付します。
企業から指示をされてメールで送付する場合以外は、どの媒体で求人を知ってメールを送付しているか、応募の経緯を記入しておくと良いです。
履歴書はどのファイル形式で作成しても良いですが、PDFファイルにしてから送付すると内容の修正や変更をされる恐れもなく、採用側もそのまま印刷できるというメリットがあります。
郵送するときのポイント
郵送するときは以下の点に気を付けましょう。
- 送付状を入れる
- クリアファイルを用意する
- A4サイズの封筒に入れる
- 封筒に「履歴書在中」と記載する
履歴書を郵送する際は、必ず送付状を同封するようにします。送付状には「日付、宛先、送り主、あいさつ、応募経緯、簡単な自己PRや志望動機、結び」の順番で記入し、履歴書を送付する旨を伝えます。
必要書類は数枚になることや、シワになってしまうことから、すべてまとめてクリアファイルに入れて、折らずにA4サイズの封筒に入れて送りましょう。
封筒は中身が透けないタイプの封筒を選び、表面に「住所、会社名、部署名、担当者名(わかる場合)」を縦書きし、左下に赤字で「履歴書在中」と記載します。裏面には、左下に自分の住所と名前を書きましょう。
履歴書を書くときの注意点
履歴書を書くときは、以下の5つの点に注意しましょう。
- 応募先企業からの指定があるか
履歴書はどの形式でも問題ないとお伝えしましたが、企業からの指定がある場合は当然ながら指定の形式で提出する必要があります。
手書き、パソコンの指定やフォーマットの指定などがある場合、異なる書き方をしてしまうと履歴書自体を確認してもらえない可能性もあります。
応募する企業の募集要項をしっかり確認し、指定がある場合は指定通りの書き方をするようにしましょう。 - 誤字や誤変換がないか
手書きの場合もパソコンの場合も、誤字や脱字がないか必ず最終チェックを行いましょう。
とくにパソコンの場合は誤変換をしてしまい、そのまま気付かないで提出してしまうことも考えられるため、念入りにチェックする必要があります。
また、旧字体や機種依存文字は文字化けしてしまう可能性もあるので、使用は避けることをおすすめします。
誤字や誤変換、脱字は基礎的能力が低いと判断されてしまいます。
言葉遣いや略語を使用しないなど、社会人としてのマナーを守って履歴書を書くようにしましょう。 - 虚偽の記載がないか
企業側は、中途採用で即戦力となる人材を探しています。
志望動機などでできる限り採用担当者の目に留まるような内容を考えなくてはいけません。
しかし、見栄を張って実際の実績ではないことを書いてしまったり、転職回数の多さを指摘されたくないからといって退職履歴を記載しなかったりするのは、面接時につじつまが合わないと指摘されることになりマイナスでしかありません。
志望動機を書くときは、相手の企業のことをよく研究し、自分の強みと併せて正直な内容を記入するようにしましょう。 - ネガティブな内容になっていないか
履歴書というものは、ポジティブな内容で自分の経験やスキルを、会社の成長に貢献できることを表現するべきものです。
そのため、現在の職場の悪口になってしまうようなことを書いたり、不満を書いたりすると、自らの評価を下げてしまう可能性があります。
応募する企業にとって、プラスになる存在であることをアピールするためには、ネガティブな内容になっていないかを確認する必要があります。 - 空白が多く内容が薄くなっていないか
履歴書は、埋められる部分は全て埋めるようにしましょう。
自分を書類だけで判断されるツールなので、アピールできるよう自己分析をしっかり行い記入します。
見栄を張って嘘を書く必要はありませんが、意欲的な姿勢が伝わるよう空白を作らないことが重要です。
免許、資格欄など書くことがなければ「特になし」と記載しておくようにしましょう。
履歴書は転職エージェントに添削してもらうのがおすすめ
履歴書は自分をアピールする重要なものであることはここまでお伝えしてきましたが、自分のアピールポイントが言葉にできない方や、書き方に不安があるという方は、転職エージェントに履歴書を添削をしてもらいましょう。
転職エージェントは、転職を考えている人と採用したい企業との間に入り、転職活動を支援するサービスを、行っています。
履歴書の添削もサービスの一つです。とくに、自分の実績や強みを言葉として引き出してくれるので、転職活動全般をサポートしてもらうことで、自信を持って履歴書を提出できます。
ここからは、おすすめの転職エージェント4社をご紹介します。
マイナビエージェント
※マイナビのプロモーションを含みます。
マイナビエージェントの特徴
- マッチング力が高い
- 応募書類の添削能力が高い
- 徹底した面接対策を行っている
マイナビエージェントでは、企業への営業を徹底して行っていて、入念な企業リサーチをしています。企業の求める人物像やどのような業務を行うかといった現場の情報を常に認識しているのです。そのため、求職者との面談によって強みや価値観を第三者目線で引き出し、求職者に適した企業とのマッチングが可能です。
また、その企業ごとに応募書類のどこに注目しているかなどを把握して、応募者が書類に書くべきエピソードなどをしっかり面談によって引き出すことで、応募企業にとって魅力的なスキルをアドバイスします。そのため、何を書いたらいいかわからない、自分の魅力がわからないという方も、応募書類に書くべきことがイメージしやすくなります。
模擬面接も行っているため、面接が不得意、苦手という方は質問の受け答えだけではなく、身だしなみのチェックや話す速度など、さまざまな目線でアドバイスを行います。加えて、企業から過去に出た質問なども熟知しているため、応募者がどのような情報を伝えるべきなのかがわかります。
書類添削 | ・通過率向上につながるアドバイス ・ヒアリングから書くべきエピソードや魅力となるスキルを教えてくれる |
---|---|
面接対策 | ・模擬面接でさまざまな角度から指導 ・過去に出た質問や各企業の担当アドバイザーの意見からアドバイス |
アフターフォロー | ・入社日の調整 ・年収の代理交渉 |
その他サービス | ・業界知識の共有 ・大企業や有名企業の非公開求人の紹介 |
- スキル棚卸し
- 書類添削
- 面接対策
- 選考日程調整
- アフターフォロー
- LINE相談
リクルートエージェント
リクルートエージェントの特徴
- 非公開求人が豊富
- 交渉力が高い
- 過去データを用いた個別の対策
リクルートエージェントは、大手リクルートグループが運営している転職エージェントサービスです。リクルートエージェントに限定の非公開求人が多く、リクルートエージェントを利用しないと応募できない独占求人となるためライバルが少ないのが特徴です。
また、企業とのつながりが深く構築されているため、書類選考や面接で落ちてしまった理由を教えてもらえたり、不採用でも別部署で面接を受けることができたりと、交渉力が高く、年収アップを叶えた応募者も少なくありません。
転職支援実績のあるリクルートエージェントは、実績に基づいた転職ノウハウがあるため面接でどのような内容を聞かれるか、企業に好印象を与えるアピール方法など、大量に蓄積された過去データから個別の面接対策を立てることができます。
書類添削 | ・職務経歴書エディターで簡単に作成できる ・書き方のアドバイスあり |
---|---|
面接対策 | ・企業に伝えるポイントや話し方などを客観的にアドバイス ・面接力向上セミナーを実施 |
アフターフォロー | ・年収交渉 ・入社日調整 ・円満退社のための手続きやアドバイス |
その他サービス | 選考の進捗が一目でわかる専用システムを使える |
- スキル棚卸し
- 書類添削
- 面接対策
- 選考日程調整
- 退職・入社フォロー
- LINE相談
ハタラクティブ
ハタラクティブの特徴
- 応募者の特性や個性を引き出してくれる
- 1社ずつしっかり選考対策をする
- 入社準備までしっかりサポート
ハタラクティブは、20代の就職、転職未経験者向けの支援サービスです。応募者の特性や個性を一人ひとりとの面談でしっかり引き出してくれるので、これまでアルバイト経験しかなく自信がないという方でも、自分の強みを実感できます。
企業1社ずつに対してしっかり選考対策をするので、未経験でも内定が取りやすいのも特徴。2022年2月~2022年4月に面接を実施した求職者数のうち、内定が出た求職者数の割合は80%以上と、実績もあります。
また、内定をもらって終わりというわけではなく、入社するまでの間にどのような準備をしたらよいか、初めて出社する際はどのように対応したら良いかなど、入社の準備までサポートしてくれるため、初めて企業に就職するという方でも安心して利用できるエージェントです。
書類添削 | 内容を一緒に考えてくれる |
---|---|
面接対策 | ・強みを最大限に活かし弱みをカバーする方法を教えてくれる ・模擬面接 |
アフターフォロー | 初出勤当日の日程や準備アドバイス |
その他サービス | ・アドバイザーとLINEでやり取りできる ・面接や面談はオンラインでも可能 |
- スキル棚卸し
- 書類添削
- 面接対策
- 選考日程調整
- 退職・入社フォロー
- LINE相談
JAIC
JAICの特徴
- 企業選びから個別サポートが手厚い
- フリーターや転職活動未経験者への丁寧な就活講座でサポート
- 就職後の定着率が高い
JAICは、フリーター、未経験、既卒、大学中退の方向けの就職支援サービスを提供している会社です。どの企業を選んだら良いかわからないという方に対しても、応募者の個性を引き出してどのような企業を選んだら良いかサポートしてくれます。
フリーターや未経験の方でも、ビジネスマナー、面接対策、履歴書の書き方などを就活講座でサポート。一度も就職したことのない方でも、面接対策や履歴書の書き方だけではなくビジネスマナーも学べることで、就職成功率が高いのです。
JAICでは、徹底した企業調査を行っているため、応募者が安心して働けるような企業を紹介してくれます。たとえば、「実際に入社したら求人票と違うことがあった……」などという差異がなく、安心して働ける企業を紹介していることから、就職後の定着率が高いのが特徴です
書類添削 | 講座でも学ぶことができる |
---|---|
面接対策 | 講座でも学ぶことができる |
アフターフォロー | ・転職先の上司への研修 ・専任アドバイザーにいつでも相談可能 ・新入社員向けの無料講座 ・1年超えのサポート体制 |
その他サービス | ・電話のマナーや挨拶の基本を指導 ・秋冬採用や女性向けのサービスあり ・自分の特性に合った企業を見つけられるマッチングサイトを利用できる |
- スキル棚卸し
- 書類添削
- 面接対策
- 選考日程調整
- 退職・入社フォロー
- LINE相談
履歴書の添削で内定率をアップしよう
履歴書は、自分のこれまでの経験を応募先の企業でどのように活かせるか、書類で判断できるよう細かく記載する必要があります。
また、自分の強みや実績、スキルなどを理解し、応募先の企業の企業理念や求めている人材を理解した上で、それらを掛け合わせてアピールすると、書類選考で人事担当者の目に留まりやすくなります。
しかし、自分で自分の魅力を理解することや、言葉にすることはなかなか難しいものです。
転職エージェントにサポートしてもらうことで、自分がやってきたことのどの部分に企業とのマッチングが生まれるか、言語化して表現することができます。
自分だけで転職活動をするよりも、転職エージェントにサポートしてもらう方が内定率や就職したあとの定着率があがります。
転職活動をこれから始めようという方は、ぜひ無料で利用できる転職エージェントを利用し、これからの人生に欠かせない仕事を見つけるサポートを受けましょう。
コメントを残す